燃焼実験・続
安易な紙の燃焼実験は、それなりに難しいことがわかった。
次に、幾つか気になっていることを書いていく。
・濃硫酸で紙を炭化。
・濃硫酸で紙のアミロイド化からの硫酸紙的な素材の立体化物。
造形の分野で、もしかしたらあるのかもしれないが、少なくとも一般的なものではないはずだ。
・通常、バイオマスからのエネルギー化の過程では、結局、酸化や熱分解で、
炭化・液化・ガス化を経由して、エネルギー化していく。このほかの手段として、紙をオオシロアリに直接食べさせて、そのセルロース分解酵素で分解できないか。
熱に変換する部分は小さいかもしれないが、セルロースをオオシロアリに変換する事で可食化することができる。
追記
炭化した紙を固めて乾燥→炭団のようなものができる?
要するに、セルロースから水を除去してしまえば、水の発生が無くなるので燃焼時の煙と燃えやすさの邪魔になりにくいのではないかと。これは実用化の目途があるか?
・あと、キャンドルに無理矢理薪を入れている猛者が居たw
同様に、炭素の粉を練りこんでいくプランは考えられる。
・リモネンは結構燃えやすいみたいだ。揮発性だから?
・松脂、松ぼっくりも燃えやすいようだ。
ゆるキャン△でも松ぼっくりをファイアスターターに使っていた。