永遠のハゲ
永遠のゼロっぽいタイトルをつけてみたが、どうにも締まらない。
さて、というわけで男性型のハゲについて解決策を提案してみよう。
天然のピレスロイドにはどうも発毛効果は無いようだ。
合成ピレスロイド、しかもタイプⅡ限定で発毛効果があるらしい。
どうやらCN基を持っている必要がある。
ここで、私は困ってしまった。合成品があまり好きではないからだ。
天然のピレスロイドで作りたかったのだが…残念だ。
外用で、フィナステリドとミノキシジル。このあたりは鉄板だと思うが、
内服だと、副作用が心配である。
ガイドライン的には内服フィナ+外用ミノキのコンボが推奨されている。
副作用は、あまり無いように書いているものもあると思うが、
作用が明らかに出るというのは結構な差が無いと出ない。
少なくとも、私はフィナステリドでアレルギーが出る。
ポストフィナステリド症候群なるものも示唆されている。
性器の変形を示唆するものもあったと思うが、アクセスできなくなっている。
ミノキシジルの方は、元々高血圧の薬で循環器系の副作用は当然あるため、
内服はかなりヤバい。外用ですら動悸などの循環器系副作用が出る。
これらの薬剤の副作用が問題ないと言っている人は、
自分で使った事が無い人なのではないだろうか。
外用でギリギリだろうと私は思っている。
ホホバオイル50mLをベースに
ティーツリーオイル、イランイランオイルを各20滴程度。
これが私のお気に入りの天然成分オンリーの頭用オイルだ。
あとは、水でいい。超爽やかな感じになる。
何故このレシピなのか、理由もあるのだが、まぁいいだろう。
できれば、ここに発毛成分を入れていきたいところなのだが
前述のとおりなので、合成品を入れていくしかない。
ミノキとフィナを抽出して混ぜ込んでいくか?
合成ピレスロイドタイプⅡはかなりハードルが高い。
頭のおかしい奴じゃないと無理だろう。
あともう一つ天然成分があって、それはセファランチンという薬。
タマサキツヅラフジという特殊な原料を用いている。
これの適応症に脱毛症があるのだが、何しろ承認成分量が少なすぎ、
大量投与しないと意味が無いようだ。
それもAGAにはあまり有効ではないようで、
その原因が用量が少な過ぎる事にあるのかどうかは定かではない。
どちらにしても、これらの薬剤を俯瞰して見ると、
どうやら共通項は窒素原子だ。
窒素が入る事で、ハゲ要素を阻害できていると考えるのが自然だろう。